つくば開成高校 山梨校は、
学校教育法に定める
広域の通信制高等学校です。
全日制との違いや特徴などを
ご紹介します。

通信制高校への
進学をお考えの方へ

今、「通信制」という学び方を選択するご家庭が増えています。

インターネット環境とスマートフォンの普及により、通学しなければ学べなかった内容が自宅でも学べるようになってきたこと、通学の負担が少ないこと、自分のやりたいこと、将来の夢に向けての専門的な学習にも時間を使えることなどが大きな理由です。

とはいえ、実際に検討するとなると、疑問や不安も多くあるはずです。こちらでは、通信制高校への進学を考えている方に役立つ情報を紹介します。

通信制高校とは

通信制高校とは、高校の教育課程のひとつです。高等学校は「全日制」「定時制」「通信制」の3つの教育課程にわかれます。通信制高校は、その中の通信教育課程のことをいいます。通信制高校は、全日制高校、定時制高校と同じ高校卒業資格を取得できます。全日制や定時制との大きな違いは、

  • 毎日通学する必要がない
  • 学年制ではなく単位制
  • 留年がない

という点です。詳しくは、この後で説明していきます。

増え続ける
通信制高校の生徒数

文科省により発表された、最新の学校基本調査によると、高校進学率が98.9%となっています。高校は義務教育ではありません。しかし進学率98.9%という数字をだけ見ると、高校に進学することはあたりまえのこととなっているようです。

高水準の進学率であるにも関わらず、少子化の影響から、高校入学者は毎年約1万人ずつ減少傾向にあります。2021年3月発表の「高等学校教育の現状について」によると

  • 通信制高校の生徒数は20万6948人↑
  • 全日制高校の生徒数は301万2708人↓
  • 定時制高校の生徒数は7万9356人↓

全日制や定時制高校の生徒数が毎年、減少している反面、通信制高校の人気が高まっています。さらに、最新の学校基本調査(2021年速報値)でも、通信制高校の生徒数は、前年度の20万6948人からさらに1万1480人増加して21万8428人となり、過去最多を更新。前年度以上の生徒増となっています。

多様化する
通信制高校の生徒

通信制高校は長年にわたり、多様な学習ニーズに応えるべく、さまざまな学習の機会を提供してきました。戦後まもなくは、中学を卒業してすぐに働く勤労少年の入学者が大半でした。現在では、さまざまな目的を持った生徒に通信制高校が選ばれています。

学業不振、不登校、発達障害など学校への通学に不安を抱える人も多くいます。そのような生徒へのサポート体制が整っているのも通信制高校の大きな特長です。趣味を極めたい、芸能活動やアスリート活動と高校生活を両立させたいという理由で通信制高校を選択する生徒も少なくありません。

人々の価値観の変化や時代の移り変わりに伴い、高校もまた、その在り方が変わり始めています。学校の多様化が進む今日、「いつでも、どこでも、だれでも」学べる、通信制高校の柔軟なシステムや学びのスタイルがますます注目されていくでしょう。

通信制高校・全日制高校・
定時制高校の違い

全日制高校や定時制高校は、平日の日中や夜間に学校へ登校し、授業やテストを受けて、単位を取得していくスタイルの高校です。通信制高校は、毎日学校へ登校する必要はなく、普段は、自宅でレポート学習を行い、必要に応じてテストやスクーリング(面接指導)のために通学する学習スタイルです。

入学制度

学校生活・学習制度

学校法人つくば開成学園では、自由になった時間を自分のために有効的に使いながら、学びたいことを学んだり、夢に向かって努力をしている生徒が通っています。たとえば、BMXフリースタイルで世界中で活躍したり、ボルダリングで全国優勝したり、数学の論文を英語で発表してアメリカの大学に合格するなど、通信制の利点をいかし、活躍している生徒が多数います。

入学の種類

通信制校高校への入学方法には新入学・転入学・編入学の3つの種類があります。

中学校を卒業した生徒が初めて高校へ入ることを「新入学」といいます。中学校を卒業した後どれだけの期間が空いていたとしても「新入学」となります。今いる学校を出て、次の学校に行くことを「転入学」といいます。 現在在籍する高校を出ることを「転学」といい、次の学校に入ることを「転入」といいます。一度高校を退学(中退)して再度高校に入学することを「編入学」といいます。

本学園の学校では、新入学生、編入学生、転入学生の募集をしています。入学を希望される方は、それぞれ該当の学校の入学案内を参照してください。

新入学・転校・編入について

山梨校は、4月から12月末まで、いつでも入学ができます。 他の高校からの転校、また高校中退をされた方の入学(編入学)も、豊富な実績があります。本校は、単位制高校(留年のない制度)ですので、前の高校の在学期間も含め、3年で卒業しやすい仕組みがあります。

転入学・編入学時の単位引き継ぎ

高校卒業には国語、数学、理科、社会などの科目から74単位の修得が必要です。基本的に通信制高校への転入学・編入学時には、前籍高校でそれまでに修得した単位を引き継ぐことができます。ただし、学年制では1年間をかけて単位を修得するため、学年の途中で別の学校へ移ったり退学したりした場合は、その年度の単位を修得することはできません。

また、高校を卒業するためには、自分で計画を立て74単位取得した上で、転編入前の学校の在籍期間と合わせて合計3年以上の在籍が必要になります。

転入の場合は、随時入学を受け付けている学校も多く、卒業に最低限満たさなければならない3年間の在籍期間を途切れずに引き継ぐことができます。それに対して編入は、4月または10月と入学時期が決まっている学校が多く、その場合はどうしても空白期間ができてしまいます。このため、転入よりも編入の方が同じ年齢の同級生と一緒に高校を卒業をすることが難しくなってしまいます。

学校法人つくば開成学園では、転入学・編入学を受け付けています。不安や心配もたくさんあると思います。本学園では多数の転入学・編入学生が在籍しており、しっかりとサポートしていきますので、安心して入学していただければと思います。転入学・編入学の時期や、個々の状況により卒業までかかる時間なども変わってきます。今、修得している単位を確認いただいて、個別に相談していただければ、それぞれに合わせた説明をさせていただきます。

理由はさまざまですが、今現在通っている学校に対して不満を持っている人や継続が難しい人は少なくありません。
辞めてしまうのは簡単ですが、高校卒業資格を取得できるように最後まであきらめないでください。現在の通っている高校が自分に合わないと思った時、退学する前にまずは、ぜひ、本学園にご相談ください。

勉強の仕方(単位修得の流れ)

通信制高校の学習は、

  1. レポート(添削指導)
  2. スクーリング(面接指導)
  3. テスト(単位認定試験)

を通して行われます。自分に合った履修計画に沿って学んでいきます。

レポート(添削指導)

教科書を見ながら科目ごとに出される課題に対して進めていきます。提出して添削指導を受けます。学校で教科の先生と内容を確認しながらの勉強もしていきます。提出回数は科目により異なります。

STEP
1

スクーリング(面接指導)

登校して教科担任の先生の授業を受けます。ライフスタイルに合わせて時間割を無理なく選択できます。教科の授業以外に、ホームルーム・学校行事参加などの特別活動も行います。

STEP
2

テスト(単位認定試験)

レポートとスクーリングの学習が終わると、前期・後期にテストを受けます。これに合格すると、単位修得となります。テストはレポート課題が中心となりますので、通常の学習をしっかり行っていれば心配はありません。

STEP
3

単位認定

レポート・スクーリング・テストに合格し、学費が完納されていれば単位が認定されます。
卒業には3年以上在籍し、74単位以上の修得が必要です。

STEP
4

「学年」という区分がないので、基本的に「留年」という概念がありません。万が一単位を落とした場合も、翌年再度科目の履修ができます。

スクーリングの種類

体調が悪くてスクーリングに参加できない、集団行動が苦手でスクーリングに参加したくない。いろいろな理由で、スクーリングなしの通信制高校を探している方もいるかもしれません。
しかし、現在、スクーリングなしで卒業できる通信制高校はありません。スクーリングは、学校教育法が定めた高校の卒業資格を取得するための要件のひとつです。
そんなスクーリングですが、通信制高校によって、開催の仕方が異なります。同じ通信制高校でも、在籍するコースによってスクーリングの出席の仕方が異なります。スクーリングの種類は、おもに下記の3通りです。

集中型スクーリング

全国に数か所ある会場より、最寄りのスクーリング会場を選択して、決まった期間に連日登校して、スクーリングをまとめて済ませる方法です。夏や冬の長期休暇の間に行なわれます。

合宿型スクーリング

合宿型は会場が遠方にあることが多く、宿泊施設に泊まりながら授業を受けます。学習センターと本校のある地域が離れている学校などが実施することが多いです。

通学型スクーリング

週1日~5日の間で、コースで決められた日数、または自由に選択して通学して授業を受けます。定期的、日常的に学校に通って授業を受けるスクーリングになります。

つくば開成高等学校 山梨校の特徴

山梨校は、つくば開成高等学校の教育施設として行政から認可を受けて運営しています。認可を受けていない通信制高校の拠点と違い、教育活動(スクーリング等)は、山梨校ですべて行うことが可能です。

学校法人つくば開成学園の学校では、様々な施設が整った学校所有の校舎でスクーリングが受講できます。各学校で行われている授業を自分のペースに合わせて、必要なだけ選択して受講することができる、通学型スクーリングです。一斉授業や小集団指導、個別指導を組み合わせてスクーリングを実施しています。

また、県外への移動や宿泊を伴うスクーリングではありませんので、交通費や宿泊費の負担もなく、受講できる日程が限定されていませんので、自分のペースで受講でき、精神的負担も少なくすみます。

学校法人つくば開成学園は、通信制課程の仕組みをベースとして、生徒の自立・自己選択に基づき、通信制と全日制の良さを両立させた学習スタイルで、生徒の個性に寄り添い、最適な学びを提供します。

卒業するためには

高等学校の卒業資格を取得するための条件は3年以上の在籍と74単位以上の単位修得、30時間以上の特別活動への参加です。
この条件を満たすため全日制高校、定時制高校、通信制高校のいずれかを選択することになります。

修得単位
74単位以上

3年間の在籍期間中に74単位を修得することが必要です。在籍期間と同様、編入や転入で通信制高校に入学した場合、前の学校で修得した単位も含まれます。

修学年数
3年以上

高校の卒業資格を取得するには3年以上の在籍期間が必須となっていて、これは学校教育法によって決まっています。また、編入や転入で通信制高校に入学した場合、前に通っていた学校の在籍期間も含まれます(休学期間は除く)。

特別活動参加
30時間以上

特別活動は、授業以外のホームルームや学校行事のことです。入学式、卒業式、ホームルーム、文化祭、体験学習、体育祭、遠足などに参加し、3年間で30時間以上参加する必要があります。

学校法人つくば開成学園なら

学ぶスタイルは違っても、高校卒業資格は同じです。 夢や希望、その目的に向かって頑張る人を応援する、これからの時代にふさわしい新しい学校のカタチです!

自分のペースで学べる

大学受験や就職など夢の実現へ向かって、自分に合った通学日数・時間を選んで学習できます。

自由な時間を使える

登校日数や時間が全日制より少ないので空いた時間を自分の学習、やりたいこと等に使えます。

不登校でもOK

学校を休みがちでも、成績が悪くても、「高校を卒業したい!」という意欲があれば大丈夫です。

生徒の夢の実現を応援します!

不登校や学力不振などから、全日制高校への進学、または一度は入学したものの卒業をあきらめてしまった人、趣味を極めたい人、アスリート活動・芸能活動と両立したい人、大学進学をめざす人など、全日制とは違う新しい学びのスタイルとしてさまざまな目的を持った生徒に通信制高校が選ばれています。

学校法人つくば開成学園では、進学指導や就職指導等、生徒自身の将来の進路実現を目指して、個別指導の徹底を図ります。自分が何を求め、何をやりたいのか、自分の興味・関心は何か、将来どういう仕事をしたいのか。生徒の可能性を見出して生徒の夢の実現を目指させること、それが本学園の使命です。

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